黄金崎ビーチ 津波発生時の避難経路
黄金崎公園ビーチ
避難経路
災害時の避難経路は何通りかあります。
また、黄金崎全域が急傾斜地なので、土砂崩れ等の警戒も必要です。
体力的、身体的状態を考慮しルートを判断して下さい。
西側避難経路
西側経路は入口が2か所あります。
全体に道幅が狭く勾配がきつめですが、高台への避難には最短のコースです。
A-①
休憩施設の裏手に井戸があり、そのすぐわきにコガネストにつながる道があります。
A-①’
炊事場のわきからもコガネストへの登り口があります。
A-②
少し進むと①と②が合流します。
合流地点では、①からは右へ。
②からは左へ曲がって下さい。
A-③
Bの合流地点から進むと、鳥居のある分岐点が見えてきます。
鳥居のある方向に進んで下さい。
A-④
C地点から進んでいくと、木の階段が見えてきます。
階段を上り、左側へお進みください。
A-避難場所
道なりに進んでくると、コガネスト駐車場に到着します。
東側避難経路
東側は、入口は1か所ですが、途中から2か所に増えます。
全体的に道幅が広く勾配も緩やかです。
B-①
トイレわきです。
B-②
A地点から進んでいくと、右手側に分岐点が見えてきます。
B-③’
分岐を右に曲がると木で組まれた階段を上っていきます。
傾斜はややきつく、道幅も狭くなりますが、高台には早くたどり着きます。
B-③
Bの分岐を曲がらずひたすらまっすぐ進みます。
傾斜は緩やかで、道幅も広く足場も安定しています。
Bー避難場所
登り切った後道路に出ます。
左に向かうと根合い駐車場(海抜 約20m)
右に向かうとコガネスト駐車場(海抜 約40m)になります。
津波発生の警戒が必要な時の流れ
★緊急性のある場合★
○陸上
・強い揺れを感じたら、素早く情報の収集を行う。
・警報(拡声器など)フラッグなどで浮上したダイバーに危険を知らせる。
・陸上にいる人に危険を知らせる。
・スタッフが先頭にたって避難経路を誘導し、避難場所へ速やかに移動する。
※陸上から水中のダイバーに対するリコール信号を送る手段は現状で効果的な手段はないため、
ダイバー自身が異常(体験談参照)に気付き浮上してもらう。
○水中ダイバー
・強い揺れ、振動を感じたらとりあえず浮上する。
・警報、フラッグなどで危険性を知る。
・陸上の指示、動きをチェックし、津波が迫っているとしたら、
グループごとにまとまって沖に向かって泳ぎだす。
★時間に余裕がある場合★
○陸上
・強い揺れを感じたら、素早く情報を収集する。
・拡声器や放送を使って避難を促す。
・水中のダイバーに対し、波打ち際で金属音などで緊急の信号を送る。
・浮上したダイバーに対し、フラッグや放送で沖に逃げるべきか、陸にあがるべきかを指示。
・スタッフが先頭に立って避難経路を誘導し、避難場所へ速やかに移動する。
○水中ダイバー
・強い揺れや振動、緊急信号を感じたらとりあえず浮上
・陸上の動きや指示で、引率インストラクターが沖に逃げるか陸に上がるか判断する。
・沖に逃げた場合は、後に救助を待つ(シグナルフロートの常時携帯が望ましい)。
※どの場面においても、各々の安全を最優先し、
できる限りの行動をする。